買い替えの動機

今の我が家の洗濯機は、PanasonicのNA-VD100という約10年前に購入した非常にコンパクト（洗濯･脱水容量6.0kg/乾燥容量3.0kg）なドラム式洗濯機です。 最近、妙な音を立てるようになったのと、洗濯＆乾燥の掛かる時間は5時間を優に超えてきていることから、買い替えを決意しました。

希望条件

・ドラム式洗濯機であること 「乾燥」を重視しているので、乾燥の分野は縦型よりもドラム型が得意な領域です。 ・乾燥がヒータータイプは嫌 前述の通り「乾燥」を重視しています。よって、その乾燥方式にもこだわっています。 ・予算は20万円前後 特別定額給付金を利用させていただき、経済活性化の一助もさせていただこうと思っています。 その為、2人分の20万円で収まるといいなという希望です。

狙っている機種

ドラム式洗濯機の場合、東芝やシャープなどもあるのですが日立とパナソニックが二大巨頭とのこと。 ※この2ブランドのみが純国産であるため、日本人の軽いところに手が届く機能設計になっている。らしい。 乾燥機能においては、日立の風アイロンのしわになりにくい乾燥に興味津々。 そして、全体的なバランスの良いPanasonicにも興味津々。Panasonicの場合は、温水洗浄もあるのもGood。 ※温水洗浄は、子供服やYシャツの襟汚れを落とすのにものすごく効果的らしいです。

日立

BD-SX110-F 2020年秋発売の11kg容量での最高機種。 洗剤・柔軟剤の自動投入や洗濯コンシェルジュという便利な機能が付いています。 BD-SV110-F 2020年秋発売の11kg容量での標準機種。 最高機種との違いは、主には洗剤・柔軟剤の自動投入と洗濯コンシェルジュ。

パナソニック

NA-VX900B 2020年秋発売の11kg容量での最高機種。 スマホ管理とナノイー Xといった機能が付いています。 NA-VX800B 2020年秋発売の11kg容量での標準機種。 最高機種との違いは、主にはスマホ管理とナノイーX。 スマホ管理はなくてもいいけど、ナノイーXは惹かれる。

実践

10/4、実際にドラム式洗濯機の購入に至りました。 価格面も非常に満足のいく形となりましたので、その交渉方法含めお伝えしていこうと思います。

リサーチ

日立かパナソニックのドラム式と決めていましたので、その2社に絞ってリサーチを進めました。 対象機種は、BD-SV110-FとNA-VX800Bの標準機種。※最高機種は高額すぎて・・・。 主には、価格.comでのチェックです。 1年前のものと今年のもの、機能的には大きな差はないこともおいので、「去年のもの（型落ち）」も視野に入れていました。 BD-SV110-Fの昨年モデルはBD-SV110-E、NA-VX800Bの昨年モデルはNA-VX800A。 ※共に末尾のアルファベットが1つ前になっているものが、昨年のモデルです。 とりあえず、狙いの機種は以下に絞りクチコミ等のチェックをします。 BD-SV110-F：260,000円 NA-VX800B：312,000円

風アイロンの臭い？

このリサーチで発覚したのが、日立の風アイロンにおける悪臭（下水臭）。 かなりの風量で乾燥を行いその風を下水溝に送る仕組みであるため、家庭環境によってはその下水の臭いが漂ってしまうとのこと。 ※風で下水溝の水を蒸発させてしまい、臭いの水蓋がなくなってしまうのが原因らしいです。 日立も問題の改善に取り組んでいて、現状ではほぼほぼ問題ないとのことではあるのですが、 万が一我が家で発生してしまうことを想像すると、ちょっと怖いです。 この辺りはしっかりと店員さんに聞いてみようと思います。

型落ちもあり？

上記の通り、昨年モデルでも機能面では大した差はないです。ただし、価格面は大きく変わってきます。 従ってお得に購入したいのであれば、昨年モデル（型落ち）を購入するのがおすすめです。 ドラム式洗濯機の場合は、例年9月10月に最新モデルが発売されますので、その直前が狙い時になります。 ※ただし、既にに生産・販売終了している可能性も高いので、「運」の要素も多分にあります。 ちなみに価格面は以下のような違いがあります。 （最新モデル）BD-SV110-F：260,000円 （昨年モデル）BD-SV110-E：198,000円 （最新モデル）NA-VX800B：312,000円 （昨年モデル）NA-VX800A：265,000円

店舗へ

イマドキはネットで購入するという流れも強いと思いますが、洗濯機においては実店舗で購入することを強くおススメいたします。 ヨドバシもビックカメラも、自社のネットショップ（EC）を持っているのですが、店頭よりも高い価格で販売されています。 価格.comで比較して買うという手段もありますが、こちらに関してもあまりおススメはできません。 ☆保証制度がわかり難い 洗濯機は高額な買い物になり、10年近く使用するものとなります。その為、この「保保証障」は大切です。 オンラインショップの場合、この保証のあり方がわかり難いことが多く、また想定と違うこともあり得ます。 対面ではないが故に、確認しにくくなってしまうことも要因の一つです。 ☆最終金額は大手量販店に分がある 価格面において見た目上は安く見えるのですが、明らかにおかしな安さではない限り大手家電量販店ではこの価格よりも安くしてくれます。 ネットでの購入をおススメする場合は、家電量販店で在庫のないものを購入したい場合です。 例えば、先に事例の「型落ち」モデルを購入したい場合です。「型落ち」モデルについては、 新製品の登場にあわせて生産は終了となり、家電量販店でも販売も終了します。その為、価格を抑えて昨年のモデルを買いたいと思っても、既に販売していない可能性が高いです。 このような場合は、ネットショップを利用するのが良いです。

まずはヨドバシ

私はヨドバシ派です。その為、今回も条件が変わらなければ購入はヨドバシでと考えています。 その為、まずはヨドバシに行きます。1日でヨドバシとビックカメラとをハシゴしたいでの、近くに両方のお店がある秋葉原に行くことにしました。 ・日立の風アイロンの臭いについて まずはここの確認からです。 ほぼ、想定通りの感じでした。20万以上の買い物をして悪臭発生はかなりいただけない。可能性は低いとしても、これだけ話題になってしまっているのはやはり不安。 そして、今回話を聞いてわかったことですが、風アイロンはヒートポンプ形式ではなくヒーター形式でした。 よって、高温注意になることもあるし光熱費もヒートポンプほど安くはない（純粋なヒーター形式よりは安い）とのことでした。 ここでは、気になることや日立とパナソニックのドラム式洗濯機のメリデメを一通り聞きました。 話を聞いていく中でPanasonicの商品に気持ちは傾いていきましたので、この商品に絞って価格交渉をしてました。 この場では決めるつもりはなく、ここでの結果をもってビックカメラで交渉する予定です。 ヨドバシでのNA-VX800Bの価格です。324,720円！ 予算の20万は大幅に超えています。この価格をいくらまで落とせるかがポイントです。 まずはストレートに。 すると ヨドバシ（1回目）での結果

元の商品代金	324,720円
割引金額	20,000円
お支払金額	304,720円
ポイント還元	30,472ポイント
5年保証	15,236ポイント
実質金額	289,448円

価格.comの最安値が「312,000円」だったので、この価格はクリアですね。 この価格をもとに、ビックカメラでも交渉してきます。

次にビックカメラ

ビックカメラでのNA-VX800Bの価格です。ヨドバシと同額の324,720円！ この辺りは互いにリサーチしているんですね。 購入する商品は「NA-VX800B」と決めているので、交渉メインで進めます。 ここでもまずはストレートに。 すると という、期待を裏切る回答。そんな薄い内容は期待していませでしたのでヨドバシでの結果を伝えます。 店員さん、ちょっと確認しますと奥へ。 とのこと。「今ある乾燥機の容量に応じた割引」は3kgなのでさらに3,000円引いてくれるとのこと。 ビックカメラでの結果

元の商品代金	324,720円
割引金額	23,000円
お支払金額	301,720円
ポイント還元	30172ポイント
実質金額	271,548円

最後、この金額を持ってヨドバシに行きます。 予算はオーバーしているけど、この価格よりも引くなればヨドバシで、低くならなければビックカメラで買おうと心に決めていました。

最後にヨドバシ

さっきの交渉の流れもあるので、ストレートにビックカメラの価格を伝えました。 と。定員さん、驚き。多分、この状況をリサーチできていなかったのかも。詳しく割引の内容を聞かれましたので、正直に詳しく答えました。 と期待の持てるお返事。 ヨドバシ（2回目）での結果

元の商品代金	324,720円
割引金額	48,720円
お支払金額	276,000円
ポイント還元	27,600ポイント
5年保証	13,800ポイント
実質金額	262,200円

ということで、さすがはヨドバシさん。ガツンと引いてくれました。 実質262,200円って、昨年モデルのNA-VX800A（265,000円）よりも安いです。 予算20万って考えると6万強のオーバーにはなってしまうけど、洗濯機って私たちの想像以上に高価な代物であったということで、 許容範囲と捉え、ヨドバシで購入！させていただきました。

まとめ

洗濯機に関しては、価格の変動が激しいです。特に最新モデルに関しては、半年後は今よりも5万近く下がっているかもしれません。 毎年新機種が出るので、発売当初は値段も高く、月日が経つにつれて安くなっていきます。 必要な時期と併せて購入を検討されるのが良いと思います。 すぐに必要なければ、8月・9月ぐらいに前年モデルを購入する（その当時の最新モデル）のが価格的にはお得な気がします。 あとは、値引き交渉は必須です。できれば、複数店舗回って交渉するのがおすすめです。 1,000円、2,000円程度の割引であれば苦労が多いだけですが、洗濯機の場合は元が高価なので、万単位での割引が期待できます。 根気よく交渉をしてください。 最終的には、1週間後に再度訪問するのも手です。今回購入した商品も、前週は＋30,000円で売っていたそうです。

FAQ

縦型洗濯機とドラム式洗濯機

一般的に「縦型は洗浄力」「ドラム式は乾燥力」といわれます。そして、ドラム式は水の量が圧倒的に少なく済む一方で、製品の価格は高価です。

ヒーター式とヒートポンプ式

ヒーター式はドライヤーの様に電気を熱に変えて温風を出します。ヒートポンプ式はエアコンの様に効率的に空気中の熱を集めて温風を出します。温度はヒーター式の方が高温で、電気代はヒートポンプ式の方が安いです。ちなみに日立のヒートリサイクルは、ヒーター式ではありますが電気代はヒートポンプ式と同等になります。