ツアーもいいけど、団体行動はちょっと・・・。 せっかく富士山に行くのであれば、縛られずに自由に行動したいと思う方も多いはず。 そんな方は、すべてをご自身で手配することで、オリジナルの工程を組むことが可能です。 手配するものとしては、大まかには ・足（交通） ・宿（山小屋） の２つです。 本ページでは、それぞれについてを私の体験・経験をもとに記させていただきますね。 ぜひ参考にしてください。

足（交通）

足、つまりは富士山までの交通手段です。 富士山は日本一の山ですから、日本全国から登山希望者がいると思いますが、今回は東京からの移動手段に絞って記させていただきます。 交通手段としては大まかには、「電車」「バス」「自家用車」の３つに分けられると思います。 ただし、「電車」「自家用車」の場合は、バスとの併用が必須になります。 ※マイカー規制等もあり、富士山の麓から登山口のある五合目までは、バスでの移動が必須となります。

電車

富士山への最寄り駅は、富士急行の富士山駅となります。 富士急行は、JR中央線の大月駅より乗り換えが可能です。 金額と時間は、乗車する電車によって違いはあるのですが、大まかには、 時間：　大月駅から富士山駅まで54分 料金：　大人1,040円 となります。 また、1日に2便程度でオリジナルデザインの富士登山列車も運行しています。 せっかく日本一の富士山に挑戦するのであれば、電車からこだわるのも良いですよね。 ちなみに、富士登山列車は完全予約制となります。 富士山駅からはバスに乗って富士山五合目まで行く必要があるのですが、富士急行では電車とバスのセット券も販売しています。 富士山五合目フリーきっぷ

バス

首都圏の主要ターミナルから発着しています。 東京の場合は、新宿のバスタからの出発が便利です。 平日と土日祝でも違いはありますが、午前に6本、午後に2～4本のペースでスバルライン五合目行が発車しています。 朝一番早い便で、6:45に新宿発・9:20に富士山五合目着となります。休憩含め、約2時間半の移動となります。 運賃はWeb予約の場合は2,600円となります。（新宿から富士山五合目の場合） ※バスなので渋滞している場合もあります。その場合は、より多くの時間がかかる可能性もあります。 　私の体験では、行きはいいのですが、日曜日の帰りは渋滞していることが多いです。結局新宿駅もしくは東京駅まで5時間ぐらい掛かった記憶もあります。 バスに関しても富士急行さんが運営しています。 富士急行バス

自家用車

自分だけの空間のため、一番リラックスできる手段だと思います。 最初のころは私も自家用車を使い、富士山へ向かっていました。 注意点としては、開山の期間中にマイカー規制があることです。 つまり登山口がある場所までマイカーではいけません。 2019年、スバルライン五合目では ・7月10日(水)17時 ? 9月10日(火)17時 上記の期間はマイカー規制となり、麓での駐車場に自家用車を止める必要があります。 アクセス情報・マイカー規制 あとは、帰りです。 登山してへとへとです。富士山にはシャワーはありませんので、麓で温泉にいくことになると思います。 登山後の温泉は本当に気持ちがいいです。でも、眠くなります。 運転、誰がしますか？体も疲れているので、なおさら危ないです。 私が運転手の時は、皆が温泉に入っている間に車で仮眠をとり、温泉はあきらめていました。 最近は、バスで行くことが多いのですが、自家用車と比べてプライベート感は薄れますが、 登山後の温泉やビールを味わえるのは、バスならではです。 もちろん、移動中に爆睡もできますし。

宿（山小屋）

昔は弾丸登山が流行っていて、足だけを用意して宿には止まらずに夜通し登山する人も多かったです。 私も経験したことはあります。（昔は弾丸登山が当たりまえだった？？） しかし、日本一高い場所に生身の体で登ります。高山病のリスクもあります。場合によっては、命にも関わってきます。 もしもの場合は、ご自身はよくても周りの方に大変な迷惑をかけてしまうことも多いです。 その為、弾丸登山は禁止されていますので、皆さまは絶対にしないようにしてくださいね。 ということで、ご自身で山小屋を予約する必要があります。 山小屋の予約は、各山小屋ごとに予約開始の時期や方法は異なるので、ご自身で調べて予約をする必要があります。 以下のようなサイトを参考に、山小屋を吟味して予約してください。 富士山の山小屋リストと予約 ※人気の山小屋はすぐに予約がいっぱいになってしまうので、早めの予約がおすすめです。 万が一、お目当ての時期の山小屋がいっぱいになってしまったら・・・ツアーでの予約も検討してみてください。 在庫が残っている可能性が結構高いです。