「ゆっくりあせらずに自分のペースで登れば大丈夫だよ」という言葉をよく聞きます。
確かにその通りなのですが前提があります。それは「カラダに負担の少ない装備をしていること」です。
この装備のことを考えていないと、思いのほかカラダにとっては負担になるため、平地であってもものすごく疲れてしまいます。
そこで、私自身が今年の富士登山で使用し「本当にカラダの負担を軽減してくれた」と思うザックをご紹介します。
ザックの大きさ
富士登山の場合、防寒具や下山後の着替えのことも考えると30~40リットルのサイズがあると便利です。
自家用車で富士登山をする場合は、車に荷物(下山後の着替え等)は置いておけるので、それ以下のサイズでも大丈夫です。
私の場合は、公共機関を利用しての富士登山ですので、一通りの荷物を持ち歩く必要があります。
その為、サイズは40リットルを選択しました。
色々なメーカーがある
40リットルのザックと言っても色々なメーカーから様々な種類が発売されています。
種類が多いので、色や形などのお気に入りを探す楽しさもありますが、種類が多いと言うことはどれを選んでいいのかを決めかねてしまう難しさもあります。
人気のあるメーカーは、
millet(ミレー)
OSPREY(オスプレー)
karrimor(カリマー)
THE NORTH FACE(ノースフェイス)
GREGORY(グレゴリー)
といった感じでしょうか。
ここで挙げたメーカー以外にもたくさんあるので、一度背負ってみてから決めるのが良いと思います。
おすすめはGREGORY
さて、私のおすすめです。前項にもありますが
GREGORY(グレゴリー)です。
もともとの出会いは、10年ほど前。アジアをバックパック旅行する際のザック選びの時です。
その時は、今ほどザックに詳しくなく、店頭で背負ってみてその感触だけを頼りにほとんど直感で決めました。
その時の直感が当たっていたんでしょうね。私のカラダに合い、今でも愛用をしています。
そして、今年は最新の
GREGORY(グレゴリー)のザックも購入しました。
店頭で、店員さんの説明を受けながら、最終的には背負ってみて、その感触を元に購入を決めました。
購入したのは
GREGORYのZULU40(ズール40)というザックです。
40という数字は40リットルという大きさを指します。
[ZULE40のブルー]
出典:GREGORY公式サイト
GREGORYのZULU40(ズール40)はメンズなのですが、同様の機能・デザインで女性向けのものもあります。
GREGORYのJADE38(ジェイド38)です。
[JADE38のグレー]
出典:GREGORY公式サイト
ZULE40
引用ズール40は大型デイパックか、それとも軽量一泊用か、どちらだと思いますか? 答えは両方。容量は40リットルで、日の出から日没までの冒険なら2人分のギアが収納できます。軽量で機動性が高く、装備を吟味すればオーバーナイトの計画にも十分に対応可能。移動中にはフリーフロート・サスペンションのダイナミックなフィット感と高い通気性が、キャンプではU 字型ファスナーによるアクセスのよさが気に入っていただけるでしょう。
出典:GREGORY公式サイト
FEATURES(製品特徴)
引用ショルダーハーネスのサングラス収納用クイックストウ。パックを背負ったまま、すばやく安全かつ傷をつけずに、サングラスの取り扱いができます。
引用フロントのメイン開口部は上から下まで開くU字ジッパー式で、キャンプでは荷物の出し入れが容易にできる
引用専用設計のレインカバー付き。雨蓋の裏のジッパー式ポケットに収納され、すばやくアクセスができます。
引用携帯電話やコンパクトカメラを収納できる特大ヒップベルト・ポケット。
引用トレッキングポールやアイスアックスを固定する調整可能なアタッチメント・ループとフックアタッチ
引用チェストストラップは、ホイッスルを兼ねています。
出典:GREGORY公式サイト
この様な点が公式サイトでも紹介されている特徴ですが、ここからは私自身が感じている利点をご紹介していきます。
実際に使ってみて
私がZULEを購入したのは富士登山の前日です。もともと使用しようとしていたザックがあるのですが、実際に富士登山の持ち物を入れてみたところ「重くて辛い」「肩にベルトが食い込んで痛い」などとネガティブな感じを受けてしまいました。このままだと明日の富士登山が辛いことになりそうだと思い、急遽購入に至りました。
このことから
1.事前の使い込みが無くてもカラダにしっくりとなじむ。
という点を1つの特徴として挙げさせていただきます。本当に違和感が無かったです。
肩に違和感、腰に違和感といったものを感じることも多いと聞いていましたが、それなりの重さのものを長時間背負うことを想定しているためか、肩や腰に対するケアがしっかりとできており、「慣れ」を必要としませんでした。
2.背面のメッシュと通気性抜群。背中が蒸れない。
背中が蒸れると汗も乾かずカラダに疲れが残ります。GREGORYのZULEの場合、背中の背負う部分がメッシュ構造になっており、背中とザックの間に隙間ができる構造になっています。
これが本当に快適です。汗をかいても蒸れずに自然と乾きます。背中がベタつかないないので不快感もありません。長時間背負う場合、こういったことも大切になってきます。
3.格好イイ。デザインが素敵。
機能性もとても大切なのですが、デザインも大切です。
GREGORY(グレゴリー)はデザイン性にも定評があるので、スタイリッシュなザックが欲しい方にもおすすめです。
私も
GREGORY(グレゴリー)のデザインが好きで、機能性に加えてこのデザインも考慮して購入を決めました。
折角所有するものですから、自身でも「格好イイザックだな」と見る度に思い続けたいですよね。
まとめ
富士山に挑戦する場合は、40リットル前後のザックを検討してみてください。
機能性に関しては、店員さんにも確認しつつ、必ずご自身で背負ってみてください。その上で、カラダにしっくりくるのを選んでくださいね。
迷った時は、本稿でも取り上げた
GREGORY(グレゴリー)がおすすめです。
万人受けするタイプの機能とデザインですので、決して後悔はしないと思います。
よいザックに出会えますように。
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